
仕事のミスが多いと仕事をするのが怖くなります。
「またミスをしてしまうのではないか。」
そんな気持ちになると更にミスを引き起こす原因にもなります。
仕事のミスは事前に回避できる事も多いです。
今日は仕事でミスをしない為の注意点を紹介します。
ミスのパターンをあらかじめ想定しておく
ミスと言うのはある程度想定できます。
どういう事かと言うと、自分が起こすミスは過去に誰かが起こしている可能性が高いのです。
ようするに、よくあるミスは過去のミス情報を知る事であらかじめ想定できるのです。
過去のミスの情報を知るには上司や先輩にミス事例を聞くのが一番早いです。
過去どのようなミスがあったのか?
それはなぜ発生したのか?
それらを聞いて把握しておく事で同じミスをしないよう気を付ける事ができます。
一度ミスすると同じミスはしなくなる人が多いですが、この一度のミスは自分でなくても構わないのです。
誰かが起こしたミスと同じミスをしないように意識すれば良いだけです。
これにより「よくあるミス」を防ぐことが可能です。
しかしミスにはもう一つ問題があります。
それが「例外的なミス」です。
例外とは言葉の通り、通常では起こりえない突発的な状態です。
「まさか!?」というような内容のミスです。
こればかりは防ぐのがとても難しいです。
なぜならそれが例外だから。
例外はほとんど発生しないから例外と言われるのです。
過去の前例がないものは予防するのも難しいですよね。
ただ、この例外ミスの対策を考えるよりもよくあるミスを予防する方が効率的です。
ミスが多い人が起こすミスはほとんどがよくあるミスだからです。
よくあるミスを予防する事で8割くらいのミスは防げるはずですよ。
ミスの対処方法を想定しておく
どれだけミスを想定してもミスをしてしまう事だって当然ありえます。
もしミスをしてしまったらどうしますか?
多くの場合、ミスをするとこんな事を考えませんか?
- 気持ちが落ち込む
- どうしようと悩む
- 怒られるのが怖いから報告を先延ばしにする
これらの考え方は危険です。
ミスが原因でミスが続くという可能性がかるからです。
ミスが連発するミスの連鎖は最悪ですからね。
そうならないようにミスした時の対処方法を想定しておきましょう。
特によくあるミスなら対処方法も想定しやすいです。
既に誰かが起こした事のあるミスなのですから。
もしそのミスが発生したら自分はどう対処するのか。
どういう順序でどういう報告をしてどういう対応をすればミスを挽回できるのかを考えておきましょう。
参考に過去発生したミスの対処方法を聞いておくのも良いですよ。
そこから自分ならこうやって対処するというのを想定しておくとミスが発生した時に慌てずにすみます。
ミスは発生させない事が重要ですが仮に発生してしまった時に迅速に対処できれば問題ありません。
その為にもある程度はミスした時の想定をしてシミュレーションする事も効果的です。
ミスパターンを網羅したチェックリストを作成する
最後は最も効果的な対策です。
ミスをしない為のチェックリストを作る事です。
これもよくあるミスをベースに作成していきます。
ここをチェックすればミスを防げるというポイントをエクセルなどで作成しておきます。
そのチェックリストをしっかりとチェックしながら作業を行えばミスする事はありません。
このチェックリストの精度が高ければ高いほど効果があります。
ただし、チェックの項目が多すぎると作業時間が何倍にもなってしまうので注意が必要です。
多ければ制度は上がるが多すぎると無駄が増えるという事です。
この辺のバランスは仕事をする人の熟練度で変えていくのが理想的です。
ベテランになると経験値が増える為ミスは減ります。そんな人にいちいちチェックリストを配っても意味はありません。
逆に新人やミスの多い人は必ずチェックリストを見ながら仕事をすると決めてしまえばいいのです。
自分のミスが多いから減らしたい場合は自分なりのチェックリストを作っておくといいです。
自分がミスしやすい場所か項目は自分でよく解っているはずですよね。
それをリストに加える事でチェックする癖をつけるのです。
チェックリストを使ってチェックする癖が付いてくるとリストが無くても自然とチェックできるようになります。
そうすればミスは必ず減ってきます。
ミスが減ると自分に自信が付いて仕事も楽しくなります。
当然落ち込む事もなくなります。
まずはこういうチェックリストを作ってミスを減らす事を考えましょう。
まとめ
仕事のミスというのは誰にでも起こりうる事です。人間が作業をする限りミス発生の確率は必ずあります。
しかし、それを未然に防ぐための努力をすれば発生率はかなり下げる事が可能です。
「ミスは仕方ない。」
と思うのではなく、
「ミスの発生率を限りなく0にするための工夫をする」
という発想になればミスに恐れず仕事に打ち込む事ができます。
ミスが多い人はここで紹介した対策をして改善していきましょう。
ミスをして落ち込むよりプラスの気持ちで仕事に臨み成果を出せるよう頑張ってください。
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