
高校や大学など、学生時代が終わり学校を卒業した後はほとんどの人が就職し仕事をします。
アルバイトも仕事と考えると大半の人は仕事をしているという事になるでしょう。
では仕事とは何か?考えた事はありますか?
今日は仕事についてお話したいと思います。
仕事とは何か?
僕は仕事をする理由は大きく分けて2つあると思ってます。
一つは経済(お金)のため。もう一つは自己成長のためです。
お金は生活する為に必要になります。お金が無ければ生きていけません。
そのお金を手に入れるためには仕事をする必要があるのです。
何もせず、何も考えず、ただ自分が存在しているだけでお金がどんどん手に入るなら仕事をする人はどれだけいるか。
想像しただけでもゾッとします(笑)
しかし、よく考えてください。
もしそんな状態があって誰も仕事をしなかったら、そもそもお金の使い道も無いと思いませんか?
美味しい料理を食べたくてもお店が営業していない。
テレビや映画を見たくても番組が制作されていない。
買い物したくてもデパートや百貨店も営業していない。
そんな世界です。
給料(お金)がもらえるから仕事をする。
多くの人が仕事をするから世の中には様々なサービスが存在する。
様々なサービスが欲しいからお金を使って購入する。
簡単に言うとこうやって経済が回っているのです。
自分が働くという事はお金を手に入れると同時に経済を回すためでもあるのです。
そしてもう一つは自己成長です。
人には様々な欲求があります。物欲はお金で解決できますが、お金で解決できない欲求もあります。
それが承認欲求です。
この承認欲求を満たす事こそが自己成長の実感となるのです。
人は誰かから認められたいという欲求を持っています。
自分の存在や自分の価値を認めてもらう事で満たされる欲求です。
これも自分が何もせずに存在しているだけの状態では満たされる事はありません。
他人に認められるには認めてもらうだけの行動が必要なのです。
その為に自分のスキルや能力を高めたり勉強したり仕事を頑張ったりします。
自分の知識やスキルが仲間や上司に良い影響を与える事で自分の価値を証明できるのです。
それが仕事であれば仕事の成果として評価されます。
時には昇給や昇格などがあったりしますよね。
こうやって自分の成長が認められて形となって現れると承認欲求が満たされるのです。
仕事をする理由とはこの2つから成り立っています。
もちろん、細かい理由は人それぞれで存在しますが大きく分けるとこの中に分類されるという事です。
就活(就職活動)をしている学生や会社面接などで「仕事とは?」というような質問に直面する機会もあるでしょう。
そんな時はこの記事を思い出して自分なりの回答をまとめてみるといいですよ。
ちなみに、僕が面接官をしていた時は「何のために仕事をするのか?」という質問をよくしてました。
素直に「お金の為」と言う人は少なかったですが(笑)
僕がこの質問をよくしていたのにも理由があって、本当は何のために仕事をするのかはどうでも良かったんです。
本当に聞きたかったのはその後で、「その為にどれだけの努力をしてきたか?」という事。
例えばお金の為に仕事をするなら、
どれくらいのお金が欲しくて、
その為にどの程度の勉強や努力をしてきたのか。
そしてどうすればその目標金額が手に入ると思っているのか。
という具体的な事を聞きたいのです。
「なんとなくお金が欲しいから。」
とか
「生活の為にお金が必要だから。」
では回答として弱いんですよね。
もっと具体的であればあるほど良い。具体的じゃなければ考えてないのと同じなのです。
そういう考え方を知りたかったから質問してただけです。
こういう質問って正解なんてないですが、何かの参考になればと思います。
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