仕事のできる男は環境も自ら作る

仕事中の環境は対外的な影響が大きいです。 どんな人でも自分一人の力ではどうする事もできない事がほとんどです。 自由にできるのは社長くらいではないでしょうか。 しかしプライベートの環境はほとんどの場合自分の意志のみで変える事ができます。
例えば住まい。 実家で住んでいるか一人暮らしをしているかで大きく環境が違います。 家事全般は家族がやってくれる場合と全て自分でやらなければならない場合。 どちらが良いとは一概に言えませんが、家族が家事をやってくれるならその分自己投資の時間に充てる事ができます。 そんなメリットもありますが当然デメリットもあります。
一人暮らしをすると全て自分が決断していきます。 家事はもちろん、生活の全てを自分自身で決めて行動しなければなりません。 当然ですがこうなると決断力なんてものも多少は付いてきます。 誰も決めてくれないのですから。家族との生活は甘えでしかないと言う人もいます。 どちらかと言うと、私も家族との生活は甘えだろうと思います。 いい意味でも悪い意味でも。
それとは別に、私が一人暮らしをした大きな理由の一つとして『職場までの移動時間短縮』がありました。 片道1時間。往復で2時間。これが毎日続きます。 1ヶ月24日出勤として48時間。 12ヶ月で576時間(24日分)を移動に使っている計算です。 正直ありえません。 本当に時間の無駄遣いだと思いますね。 だから会社まで自転車で10分で行けるところに引っ越しました。 無駄な移動時間を減らしその分自己投資の時間へ充てていったのです。
ちりも積もれば・・・ という言葉がありますが、時間の作り方はまさにこれです。 小さな改善の積み重ねで大きな時間を作り出す事ができるのです。 環境を作るとはそういう事なのです。 なにも一人暮らしをさせたいわけではありません。 どうすれば時間を効率的に作る、もしくは使う事ができるのか。 この視点で生活環境を変えていく事が重要なのです。