仕事ができる人になるには?

仕事ができる人とは、自ら仕事を生み出せる人です。 与えられた作業をやり遂げる人ではなく、今ないフォーマットを作りだして効率化を図ったり、既存の商品から別の売上を作りだしたり。 とにかく現状を俯瞰して見る事ができ、それを改善し売上アップや効率化を実現させることができる人。 これが企業の中では仕事ができる人と言われます。
上記のように書くと難しく見えるかもしれませんが、 例えば毎日の朝礼を改善しようと考えた時、今の質を保ったまま時間短縮が実現できるアイデアがあればそれは非常に助かります。 ほとんどの場合、効率化をする事で会社としては喜ばれます。 もちろん例外もありますが・・・。 毎日30分かけていた朝礼が質を落とさず15分で出来るなら、1年間で計算した場合どれだけの時間短縮になるでしょうか。 【一人15分の短縮×従業員全員の人数×年間営業日数】 これだけの短縮が可能になるのです。 その時間を別の仕事に充てるだけで新しい事業や新しい売上を積む事が出来るかもしれません。 こういう考え方をベースで持っておき、日々改善を提案する。 これだけできればそうとう仕事ができる人になる事ができます。
ただしこういった考え方や価値観を手に入れるにはやはり自己投資が必須です。 常に学び実践するくらいの気持ちで日々勉強しなければなりません。 しかしなぜか現状の状態で仕事ができる人になりたいと考える人が多いですが正直これは無理です。 仮に出来るなら既にできているはずですから。
現状の状態で仕事ができる人になるのは難しいと考えた方が良いです。 他の人とは違う事に時間と労力を使っていかなければ仕事ができる人にはなれません。 仕事ができる人とは他人と比べて仕事ができるという相対的な事なのです。 これは絶対に頭に入れておいて下さい。 会社や組織の『評価』というのは相対的に判断されるのです。 自分以外の人よりも上にいかなければ仕事ができるという評価を得るのは難しいのです。 これが競争社会の実態です。
世の中の会社がそうであるように、会社の中の評価も競争なのです。 株式会社は株価という指標で市場の価値が判断されます。 期待されている会社は株価も上がります。 赤字が出て市場の期待感もなくなれば株価も下がり資金も尽きます。 そして倒産です。
世の中は競争社会であるという認識を持ちましょう。 自分の価値を高めなければ競争社会では生き残れません。 仕事のできる人は自らの価値を高めています。 仮に会社が倒産しても別の場所ですぐに働く事も出来るでしょう。 なぜなら、仕事ができる人はそれだけの市場価値があるという事ですから。 仕事ができる人になるには自己投資を行い自らの市場価値を高めてそれを会社で使っていく事です。 その為にやるべき事をやっていきましょう。